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フランス旅行記⑯ L'Amphitryon

パリからTGVで3時間のところに、Lorient(ロリアン)という町があります。
観光地でもない、それほど大きくもない町です。
この町に来た目的は・・・料理人の友人がフランス各地を食べ歩いた中で
NO.1!!だと絶賛するレストランに行くためです。

駅からも町の中心からも離れているので、ホテルでタクシーを呼んでもらって
(バスもありますが)こんなところに??というような場所に到着しました。

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笑顔のマダムに迎えられ、中に入るととてもすてきな空間!

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そして、テーブルにセッティングされていたガラスの食器が色とりどりで美しく、
友人から話には聞いていましたが、大感激でした。
お料理はすべてガラスの食器で、オーダーメイドだそうです。

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** dinette de saveruers&amuse-couse cuisiné **


食前酒にシャンパンを飲みながらメニューを眺めていると、
アミューズブッシュ(つきだし)がやってきました。
魚介をメインに、ムース仕立てやひとくちサイズのものが少しずつ色々。

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パンもプチサイズでかわいい!
ブルターニュらしく、そば粉のパンもありました。
(左端の薄くスライスしたカンパーニュ風のパンです。)

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そして、バターが載ったお皿は波を思い浮かべるようなフォルム。
乳製品がおいしく、そして塩が有名なブルターニュらしく、
濃厚な有塩バターでした。

悩みに悩んで、ボリュームが多いのを覚悟に、いちばん豪華なコースをお願いしました。

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メニューには載ってないものが前菜の前に出てきました。
小ぶりなmaquereau(鯖)を蒸したようなやわらかい身に
今が季節のえんどう豆のムースとアイスを添えて。
このえんどう豆のアイスが豆の香りがふわっと広がってとってもおいしかったです♪

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** l'araignée en chair et consommé-l'artichaut sauté a cru **

ケアシガニの身とアーティチョークに、コンソメスープを注いでくれます。
時間が経つと、カニの味がコンソメとなじんで、いい出汁が出てました。
アーティチョークもブルターニュ地方の名産です。

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** les plats de belon-caviar d'aquitaine et vermouth **

belon(ブロン)という、ブルターニュのブロン湾原産の丸くて平たい牡蠣
はじめて食べましたが、一般的な細長い牡蠣に比べてミルクっぽさがなく、
海草の香りがぷんとして、あっさりした味わいでした。
ちなみに下の海草は食べれません。

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お料理とお料理の間には、こんな目を楽しませてくれるお皿が出てきます。

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** homard juste saisi-agrumes et épices **

オマール海老に柑橘類とスパイスのソース。
小ぶりの海老でしたが、火の入れ具合が絶妙でぷりぷりでした。

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MENHIRというのは、ブルトン語で岩という意味だそうです。

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** le bar en cuisson lente-aromates et bigorneaux **

bar(バール)というスズキの一種をゆっくり香り付けしながら火を入れたもの。
bigorneaux(ビゴルノー)、日本語名ではタマビキという貝を添えて。

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** filet de canard "burgaud" au thé vert **

鴨肉の緑茶ソース。
中国の緑茶を使っているそうですが、決して主張せず、
さりげなく隠し味として使っているのがよかったです。

お料理の半分を過ぎたあたりから、すでにおなかはいっぱい・・・でしたが、
デザートもしっかり味わいました♪

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** émulsion d'araguani-crèmeux de pistache et chocolat lacté **

デザート1皿目は、ミルクチョコとピスタチオの柔らかいクリーム。
ピスタチオのアイスを沿えて。
ねっとり滑らかなのに口にしつこく残らないさっぱりした後味で
なんとも言えない、絶品クレームーでした!!

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** parfait glacé à la bergamote-framboise et froseille **
[glacé de litchis]

2皿目はベルガモット風味のフランボワーズと赤スグリのアイス仕立てのパフェ。
チョコレート系の後にこんな酸味の強いデザートが出てきたのにびっくりしました。
鴨→チョコレートの流れなんでしょうか。
ボリュームたっぷりでした☆

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** petits fours **

最後はお茶(コーヒー)を飲みながら、一口サイズのお菓子。
皿盛りデザートもそうでしが、目に鮮やかな色が印象的でした。

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苦しいほどにおなかいっぱいで、ワインどころではありませんでしたが(笑)
ブルターニュ産の珍しい魚介類を中心に、
とっても新鮮な食材を生かしたやさしい味付けでした。
(その証拠に、翌朝はまったくおなかが重くなかったです。)
私にとってもレストランランキングのNO.1かどうか決められませんが
5本の指に入ることは間違いないです!

そして、このレストランのいちばんすばらしかったところは、サービス。
気取らず、とてもゆったりした雰囲気で、絶妙なタイミングでした。
サービス部門ではNO.1ですね☆
とてもとても幸せな時間でした。

■Restaurant L'Amphitryon(ランフィトリオン)
 127, rue Colonel Jean-Muller 56100 Lorient
 TEl: 02.97.83.34.04
 http://www.amphitryon-abadie.com/


 
お問い合わせは・・・
école de pâtisserie Petite Ayako(プティット・アヤコ)までお願いします。
メール      petite_ayako@excite.co.jp
ホームページ http://petiteayako.web.fc2.com/
by petite_ayako | 2009-06-10 00:57 | france フランス
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