ミニ工場見学は最初に
スライドを見たあと、
磁器ができあがるまでの工程を見ながら、説明をしてくれます。
まず驚いたのが、ヘレンドの社員さんの多くが
ネイルアートをしていたこと。
ブダペストではネイルアートをしている人なんていなかったように思いますが、
職人さんなのに、爪を伸ばして綺麗にしているなんて!
きっと絵付け職人の方なら、ネイルアートもお手の物でしょう。
ヘレンドの製品はさまざまな作り方と工程を経てできあがっていきます。
ろくろを回したり・・・
さらにそれを
型にはめて、カップになります。
お花の立体的な模様のお皿も型にはめます。
レース模様のような
ボンボニエールも型にはめるのかと思っていたら、
ひとつずつ
手作業でくり貫いていくそうです。
気の遠くなる作業!!
友人がこの作業に大変感動し、小さくてかわいいボンボニエールを買ってました。
バスケットは、土を細く伸ばして編んでいきます。
ガイドさんはこの細く伸ばした土を
パスタと呼んでいました(笑)
いちばん難しいのが、淵を囲む部分の、2本のパスタをねじる作業。
均等な力で左右からねじっていかないと、同じ間隔のねじれにならないんですね。
材料となる土は、どれも同じものを使っていますが、
作業によって硬さや配合が違うので、間違わないように
着色されています。
型はめはグレー、くりぬきはピンク、パスタは緑。
焼くと消えるそうですが、けっこうはっきりした色がついています。
ボンボニエールのフタについている
バラの花。
マジパンのバラの花とまったく同じ作り方でした♪
次は
絵付けの作業場。
お皿の平らな部分などには、トレーシングペーパーを使って、コールで
下絵をつけます。
これも焼くと消えるそうです。
お皿の淵の部分など、カーブがついていたり凹凸があると、
トレーシングペーパーが使えないので、
フリーハンドで書きます。
もっと立体的で複雑なものも。
ミニファクトリーは見学用の工場ですが、どの職人さんたちの技術もとてもすばらしく、
さすが世界に誇れるブランドですね!
私も職人さんに倣って!?、体験してきました。
詳しくは次回☆
■Herend
【博物館】
Kossuth Lajos u. 140
TEL: (88)523-247
http://www.museum.herend.com
【ミニ工場】
http://www.porcelanium.com
お問い合わせは・・・
école de pâtisserie Petite Ayako(プティット・アヤコ)までお願いします。
メール
petite_ayako@excite.co.jp
ホームページ
http://petiteayako.web.fc2.com/