人気ブログランキング |

2007年 06月 03日 ( 1 )

パリ日記⑤ 2007.5.20

2007.5.20
朝からあいにくの雨。
今朝は待ちに待ったマルシェの日なのに・・・
昨日買ったBioのパンを朝ごはんに、
カフェオレをすすりながら雨が止むのを待ってはみたけれど、
一向に止む様子はないので、仕方なく傘を差して出発しました。

向かった先はパリで最大のマルシェ、バスティーユです。
以前は、このマルシェまで徒歩10分ほどのところに住んでいたので、
日曜日のたびに、ひとり暮らしとは思えない量の野菜を買い込んでいたものです。
決して安いわけではありませんが、とにかく新鮮。
そしてほとんどが量り売りなので、いろんなものを少量ずつ買うことができます。
(結果、大量に買い込んでしまうのですが・・・)
スーパーでは古くてレタスの芯ばっかり入っているミックスサラダなんかも、
新鮮でたくさんのハーブ野菜が入ったものが、グラム単位で買えるのもマルシェの魅力です。

今日のお目当ては、今がのアスパラ!それも“野生のアスパラ”です。
麦の穂のような形で、味はグリーンアスパラに近いですが、苦味と粘りが少しあります。
ホワイトアスパラも旬を迎えていて、
上半分のやわらかいところだけを売っていたので買ってみました。
(1本丸々買うと、茹でるのが難しいのです。)

c0082904_0403887.jpg


それから
茶色のマッシュルーム、Champignon brunも。
よく見かける白いマッシュルームCampignon blancもおいしいのですが、
生で食べるときは風味の強い茶色いほうを好んで買います。
どちらも発音はカタカナで書くとシャンピニョン・ブランなので、
買う時はほしいほうを、指を差して伝えたほうがいいですね。

フルーツには旬のさくらんぼと黄桃を選びました。
黄桃って日本では缶詰でしか見たことないのですが、
甘みの中に強い酸味があります。
生食でもおいしいですが、甘みを足して火を通しても美味!
実も硬くくずれにくいので、お菓子にも向いています。

今晩のメインディッシュにはウサギを。
そのあと、見たことのないお店を遠くに見かけて行ってみると、お菓子の型がずらりと!
イタリアのメーカーで、なんと格安のお値段で売ってるではないですか。
道具専門店では売っていなかった種類もいろいろと揃っていました。
嬉しくてたくさん買い込んでしまいました♪
こんな思いがけないお店に出会えるのもマルシェの醍醐味。
バスティーユのマルシェでは、ときどきイベントなどのブースも併設されることもあります。
何を買うわけでもなくても、ぷらぷら見てるだけでも楽しいです。

c0082904_041599.jpg


荷物を持ったままメトロに乗って、お気に入りのパティスリーに行きました。
中心地にあるような派手な店構えやデコレーションじゃないけれど、
良心的なお値段で本格的な味がバリエーション豊かに揃っています。
Fraisier(フレジエ=いちごのケーキ)やSt-Honoré(サントノレ=シューのお菓子)、
Tarte Rhubarbe(タルトリュバーブ=西洋蕗のタルト)など伝統的なお菓子と、
たくさんのチョコレートのお菓子の中で特別光っていたこのケーキ、Royalを選びました。
どれも、シンプルながら、コクのある味!

c0082904_0412940.jpg


■Le Triomphe
23, rue de Rendez-vous 75012
TEL: 0140 02 08 79
(M6)Picpus
URL: http://www.letriomphe.net/
(20区、パリ郊外にも店舗あり)

ランチは一度部屋に戻って、マルシェで買った野菜を使ってサンドウィッチを作りました。
バゲットもパリパリ&モチモチで幸せ♪

おなかが膨れたところで、マレへウィンドーショッピングへでかけました。
フランスではほとんどのお店が日曜日が定休日です。スーパーマーケットも!
パティスリーやブーランジェリーも午前中だけ開いていて、
午後と月曜日はお休みのところが多いです。
でも、マレ地区だけは日曜日もたくさんの店が開いていて、観光客でにぎわっています。

昨日のヴァンヴ蚤の市では、特に何も買えませんでしたが、
すてきなアンティーク雑貨やさんで、ちょっとアンティークの陶器の入れ物を見つけました。
ブルーとピンクのコントラストがかわいらしい、小麦粉入れです。
値打ちのある高価なものばかりではありませんが、
他にもカフェオレボウルやトルション、ポットなど
心をくすぐるものがたくさんあるすてきなお店でした。

c0082904_0421619.jpg


■Au Petit Bonheur la Chance
13, rue St-Paul 75004
TEL: 01 42 74 36 38
(M7)Pont Marie

アンティークのお店で楽しくお買い物をしているうちに、
友人がトゥールへと戻る時間が迫ってきました。
せっかくだから、とあわててマレにあるパティスリーへ急ぎました。
最近できた新しいお店のようです。
ぱっと目を引く美しい色合いのデコレーションが印象的でした。
香りにアクセントを置いたケーキの味は、好みが分かれるかもしれませんが、
上品にうまくまとまっていました。

c0082904_0424920.jpg

c0082904_04334.jpg


■Pain de Sucre
14, rue Pambuteau 75003
TEL: 01 45 74 68 92
(M11)Rambuteau

友人を駅まで見送り、しばしのお別れ。
まだフランスに来たばかりの彼女は、あと1年半トゥールで勉強を続ける予定なので、
次会う時は、またフランスで・・・だといいな!

アパルトマンに戻って夕食の準備をするにはまだ早い時間だったので、
さっきマレに行く途中で見つけた、キッチン雑貨のお店に戻ってみました。
フランスの地方から集めた雑貨がセンスよく並んでいて、どれも欲しくなります。
大好きなバスク織(スペインに近い南西の地方の伝統的な織物)のエプロンやトルション、
Petite Aykoのテーマカラーのでもある赤い小物もいろいろあって、
結局あれもこれも買ってしまいました!
フランス各地の記録的な温度が記された(例えば18**年2月*日マルセイユ-12℃とか。)
大きな室温&湿度計があって、見てるだけでも楽しかったのですが、
教室に飾るには大きすぎるのと、お菓子にあまり関係ないということで断念。
おまけに、お買い物に夢中でお店の写真を撮らせてもらうのを忘れました・・・

■sofrench
10, rue Jean du Bellay 75004(Ile St-Louis)
TEL:01 56 24 04 44
(M7)Pont Marie
URL: www.sofrench.com

夜ご飯は、今朝マルシェで買ったウサギでもも肉のソテーたっぷり茹で野菜のサラダ
「ウサギを食べるなんてかわいそう!」なんて声が聞こえてきそうですが、
鶏肉に近くて脂身が少なくあっさりしているので、臭みもなく食べやすいですよ。
アパルトマンのキッチンには塩コショウしかなかったので、
買ってきたバターと塩コショウと、野菜をいためたダシだけで味付けしましたが
とってもおいしくできました!
ウサギは辻調フランス校の友人が、「日本では食べれないから」と
遊びに来たときに料理してくれて、すごくおいしかったので作り方を教えてもらって、
それ以来私のおもてなしの定番メニューです。
(鶏肉よりは高価なお肉なのでおもてなし、なんです。)

ホワイトアスパラと野生のアスパラもゆでただけなのに、何もつけなくてもおいしい!
オリーブから始まり、サラダ、ウサギのソテー、チーズ、バゲット、
それに赤ワインがあるだけで立派な夕食でした。
10ヶ月前のパリでの日常に戻ったような、心地よい夜でした。


お問い合わせは・・・
Pâtisserie Petite Ayako(プティット・アヤコ)までお願いします。
petite_ayako@excite.co.jp
by petite_ayako | 2007-06-03 01:11 | france フランス